【NZ】デイライト・セービングが始まる!【夏時間】

New Zealand

ニュージーランドは夏時間を採用している国。
今年も今週末から夏時間が始まり、日本との時差は3時間から4時間に変わります。
そして、いよいよ夏の訪れを感じ始めるように。
今回はそんなニュージーランドでの夏時間、デイライト・セービングについて紹介していきます。

デイライト・セービングって何?

日本では、夏時間と言えば『サマータイム/Summer time』の方が聞きなじみがあるのではないでしょうか。
ですが、ここニュージーランドでは夏時間のことを『デイライト・セービング/Daylight Saving』と言います。

一般的に、イギリス英語ではサマータイム、アメリカ英語ではデイライト・セービングと言うそうです。
とはいえ、ニュージーランドはイギリス英語が基本の国。
ちょっと不思議…

2020年のデイライト・セービングはいつ?

では実際にデイライト・セービングはいつから始まるのでしょう?

ニュージーランドでは、9月の最終日曜日から4月の第一日曜日までの間がデイライト・セービングになります。

デイライト・セービングが始まる時には9月の最終日曜日になってすぐの午前2時に時計を1時間進めて3時にし、デイライト・セービングが終わる時には4月の第一日曜日になってすぐの午前3時に時計を1時間戻して2時にするのです。

つまり今年2020年は、9月27日からデイライト・セービングが始まるということですね。

デイライト・セービングが始まったら何が変わる?

デイライト・セービングが始まると具体的に何が変わるのか?
個人的意見も含めた変化を紹介していきます。

睡眠時間を1時間損する

これは完全に個人的意見ですが、他にも多くの人が同じことを思っているはず!(笑)

デイライト・セービングが始まると時計を1時間進めることになります。
つまり、これまで6時に起きていたとすると、デイライト・セービングが始まってからはその6時は7時に変わるので、それまでよりも1時間早く起きなければならないことになるのです。
なので、睡眠時間を1時間損した気分になります。

日曜が休みの人はそこまで気にすることではないのですが、仕事などで朝決まった時間に起きなければならない人には少しツラい変化かも…

逆にデイライト・セービングが終わる時には、1時間得をすることになりますね。

日が長くなる

デイライト・セービングの特徴と言えば、何といっても日照時間が長くなること。

オークランドだと、夜の8時ごろまで昼間のように明るいです。
1月なんかは9時ごろまでかなり明るかったりします。

日本だと、そんな時間に昼間のように明るいなんて経験できませんよね。

ニュージーランドの人たちは、この日の長さを有効に活用しているみたいですよ。
仕事が終わっても明るいので、食後にジョギングや散歩をしたり、遅くまで外でBBQをしたり。
飲食店も遅くまでお客さんで賑わっています。

日本との時差が変わる

ニュージーランド国内の時間が変わるということは、日本との時差ももちろん変わります。

普段は日本時間+3時間がニュージーランド時間ですが、デイライト・セービング期間中は日本とニュージーランドの時差が+4時間に変わります。

例えば、日本時間の夜8時は、ニュージーランド時間の夜12時。
真夜中に日本の友人・家族から通知がピコピコ届くのはよくあることです(笑)

日本より4時間早く新年を迎える

ニュージーランドのデイライト・セービングが9月から4月ということは、新年も日本より4時間早く迎えることになります

日本時間12月31日の午後8時にはニュージーランドでは新年を迎えるのです。

私はよくニュージーランド時間の12時に日本の友達にあけおめメッセージを送ってました(迷惑)

ちなみにオークランドでは、新年を迎えた瞬間にスカイタワー(南半球最大のタワー)から5分ほど花火があがります。
日本の花火大会の花火と比べれば全然ショボいですが…(汗)

デイライト・セービングが始まったら気を付けることは?

デイライト・セービングが始まったら気を付けなければならないのは、何といっても時計を1時間進めること

とはいえ、スマホやパソコンなどの電波を受信する電子機器は自動で時間を調整してくれます。
でも、掛け時計や電子レンジ、炊飯器などは手動で時間を変える必要がありますね。
車の時計の時間が年中同じというのはあるあるです。

私がニュージーランドに来たばかりの頃はまだガラケーで、目覚まし代わりにしていたので、毎回寝る前に携帯の時間を調整していたのもいい思い出。

もし日本からニュージーランドに来てデイライト・セービングの始まり/終わりを経験する場合は、時間に気を付けて行動する必要があるので注意してくださいね。


コメント

  1. […] 夏もいよいよ終わりに近づき、今回は日本にはないデイライト・セービング(夏時間)の終了について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。スマホやパソコンなど、電波を受信する電子機器は自動で時間を調整してくれますが、そうではない電子機器、例えば掛け時計や炊飯器などは手動で時間を変える必要があります。変えるのが面倒で実際の時間と異なる時間を表示している車(友人や同僚)を見るのはあるあるです(笑)また、デイライト・セービングが終わるとどんどん日が短くなってくるので、暗い中での一人歩きには注意が必要です。10年以上ニュージーランドに住んでいるアラフォーの私でも、時々怖いと思うことがあります。なので、どうしても一人で暗い中出歩かなければならない状況の時は、人通りのある所、明るい所を歩くようにしています。ニュージーランドに慣れていない人も、長年住んで慣れきっている人も、暗い中での外出は本当に気を付けてください。また、デイライト・セービング開始視点で書いた記事・【NZ】デイライト・セービングが始まる!【夏時間】も宜しければ読んでみてください。では、ここまで読んでいただき有り難うございました。 […]

  2. […] ニュージーランドは夏時間を採用している国。ニュージーランドの夏時間に関しては昨年の“【NZ】デイライト・セービングが始まる!【夏時間】”でも書いているのですが、日本では夏時間と言えば『サマータイム』という方が聞き慣れているのではないでしょうか。ですが、ここニュージーランドでは一般的に夏時間のことを『デイライト・セービング/Daylight Saving』と呼びます。この夏時間とは、’1年のうち夏を中心とする時期に太陽が出ている時間帯を有効に利用する目的で、標準時を1時間進める制度またはその進められた時刻のこと‘を言います。出典: 夏時間-Wikipedia […]

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