気づけばデイライト・セービング(夏時間)が始まったニュージーランド。
ついこの間までロックダウンで引きこもり生活を送っていたので、もうそんな時期なのか…としみじみ。
これからは日が長くなり、夏ならではの楽しみも増えてきます。
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デイライト・セービングって何?
ニュージーランドは夏時間を採用している国。
ニュージーランドの夏時間に関しては昨年の“【NZ】デイライト・セービングが始まる!【夏時間】”でも書いているのですが、日本では夏時間と言えば『サマータイム』という方が聞き慣れているのではないでしょうか。
ですが、ここニュージーランドでは一般的に夏時間のことを『デイライト・セービング/Daylight Saving』と呼びます。
この夏時間とは、’1年のうち夏を中心とする時期に太陽が出ている時間帯を有効に利用する目的で、標準時を1時間進める制度またはその進められた時刻のこと‘を言います。
出典: 夏時間-Wikipedia
2021年のデイライト・セービングはいつ?
では、今回のデイライト・セービングの期間はいつからいつまででしょう?
ニュージーランドでは、9月の最終日曜日から4月の第一日曜日までの間がデイライト・セービングとなるので、今年は9月26日に始まり、2022年の4月3日までがデイライト・セービングとなります。
ですが、12時ピッタリに変わるというわけではありません。
ニュージーランドでは、9月の最終日曜日になった午前2時に1時間進めて午前3時に、4月の第一日曜日になった午前3時に1時間戻して午前2時になります。
デイライト・セービングが始まると…
わざわざデイライト・セービングを設けているということは、もちろんそれなりの変化があります。
ここでは、デイライト・セービングがもたらす変化をいくつか紹介していきます。
デイライト・セービング初日の朝は睡眠時間を1時間損する
日曜日が休みの人にはあまり支障がないかもしれませんが、デイライト・セービング初日は夜中の間に1時間進むので、寝る時間が1時間短くなってしまいます。
仕事などで決まった時間に起きなければならない人にとっては、睡眠時間が1時間減るというのはけっこう響くのではないでしょうか。
ならば1時間早く寝ればいい話ではありますが、そう簡単なものじゃないんですよね。
日照時間が長くなるので楽しみが増える
デイライト・セービングが始まると日が長くなります。
オークランドだと夜の8時ぐらいまで明るくなり、1月なんかは9時ごろまで明るいこともあるんです。
初めてニュージーランドで夏を過ごした時は、いつまでも明るいので不思議な感じでした。
ニュージーランドの人たちは、この日照時間の長さを有効に活用しています。
仕事から帰ってもしばらく明るいので、夕食後も庭やテラスで過ごしたり、散歩やジョギングをしたり、週末は遅くまでBBQをすることも。
また、飲食店も遅くまで賑わっています。
日本との時差が4時間になる
日本とニュージーランドの時差は3時間なのですが、デイライト・セービング期間中は4時間になります。
ニュージーランドの方が進んでいるので、日本が午後3時の時に、ニュージーランドは午後7時ということになるわけです。
デイライト・セービング期間中に日本に帰ることが多い私は、帰国後数日間はこの4時間に苦しめられます。
4時間ってそんなに変わらないように思うのですが、10時間超えのフライトでの疲れもあってか、しばらく時差ボケになってしまうんです。
デイライト・セービング期間中もコロナに気を付けて楽しもう
今回はニュージーランドの夏時間、『デイライト・セービング』について紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
昨年に引き続き、コロナ問題が収まらない現在。
最近ではワクチンも広まってきて接種する人も増えてきましたが、まだ完全には安心できません。
今後、ハロウィンやクリスマス、お正月など、イベントが盛りだくさんのシーズンがやってきます。
これから夏がやってくる南半球に住んでいる人も、冬がやってくる北半球に住んでいる人も、それぞれに楽しみが多くなってくる季節。
周囲に迷惑をかけないよう、感染予防に気を付けて楽しみましょう。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。
コメント
[…] 夏時間を採用しているニュージーランドは、現在デイライト・セービング(サマータイム)の真っただ中です。本来の時間より1時間先に進めているので、日本との時差も3時間から4時間となり、その分夜も長くなっています。デイライト・セービングに関しては是非【サマータイム】デイライト・セービング開始2021【ニュージーランド】を参照してください。 […]
[…] 【サマータイム】デイライト・セービング開始2021【ニュージーランド】 Tweet Pocket […]