本日2023年2月6日(月)はワイタンギ・デーというニュージーランドの祝日です。
日本人には全く馴染みのない祝日ですが、今回はワイタンギ・デーがどういう日なのかを紹介します。
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ワイタンギ・デーって何?
ワイタンギ・デーとは簡単に言うと、マオリ族とイギリス政府が条約を結んだ日です。
約1000年前に最初にニュージーランドにやってきたマオリ族と、その後ニュージーランドに入植にしてきたヨーロッパ人との間で土地をめぐる争いが起こり、それを鎮めるために1840年2月6日にワイタンギで条約が結ばれました。
マオリ族とイギリス政府が条約を結んだ日
最初にニュージーランドにやってきたのは、約1000年前に遠い海を渡ってやって来たマオリ族です。
そこから時を経て「大航海時代」に入り、まずオランダ人のエイベル・タズマンが1642年にニュージーランドを発見しました。
さらに1769年にはイギリス人のキャプテン・クックがニュージーランドに上陸。
そこから徐々に、ヨーロッパ人の入植が始まっていきました。
ですが、ニュージーランドを最初に見つけ土地を守ってきたのはマオリ族なので、ヨーロッパ人との間で土地をめぐる争いが起こるようになってきたのです。
それを鎮めるために、1840年2月6日にイギリス政府とマオリ族がワイタンギで条約を結びました。
それがワイタンギ条約で、ワイタンギ・デーはニュージーランド建国の日とも言えるのです。
ワイタンギ条約はどういう条約?
ワイタンギ条約の内容は3つです。
①全てのマオリ族はニュージーランドの主権をイギリスに譲る
②マオリの土地所有権は保証されるが、売却はイギリス政府へのみ
③マオリはイギリス国民としての権利を認められる
この条約はマオリ語に翻訳されましたが、誤訳があったことでお互いの認識に違いが生じ、1860年から再びマオリとイギリス軍との戦いが勃発。
マオリは敗北し、その後100年もの間放置されました。
1975年にワイタンギ条約の再審議がようやく始まり、一部の土地がマオリに返還され、マオリ語も公用語として認められるようになりました。
2023年のワイタンギ・デーは月曜日
2023年のワイタンギ・デーは月曜日なので、多くの人が土曜日から月曜日まで3連休となります。
つまり、12月から続く長いサマーホリデーの最後の連休です。
各地でイベントやセールが行われているので、ニュージーランドに住む人にとっては夏最後の連休を楽しむチャンス。
来年は日本の寒い冬を飛び出して、ニュージーランドの夏を経験してみてはいかがですか?
英語で言える?【長い週末休み】
Long weekend
金曜日や月曜日が祝日になると、金曜日~日曜日、土曜日~月曜日など、3日以上の連休になりますよね。
そんな時はlong weekendと表現することができます。
Do you have any plans this long weekend?
→今週末の連休は何か予定はありますか?
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