【コロナ】ニュージーランド、信号システム<赤>へ

New Zealand

ニュージーランドは2021年12月2日11:59pmに、それまで使用していたコロナに対する”警戒レベル1~4”から、”信号システム<グリーン><オレンジ><レッド>”に変わりました。
これはワクチン接種パスを所持している人の行動がより自由にできるようにするためのものです。

そして信号システムに変わってからずっと<オレンジ>だったオークランドですが、オークランドを含むすべての地域で、本日1月23日11:59pmより<レッド>に変わることに。
今回は、信号システムとはどういったものか、簡単に説明していこうと思います。

信号システムとは?

信号システムとは、新型コロナウイルス感染防止対策の枠組みのことです。

これにより、ワクチン接種パスを所持している人が自由に行動できるようになります。

この新システムは<グリーン><オレンジ><レッド>の3段階にわけて市中感染拡大防止対策が実施するものです。

信号システム<グリーン>

市中感染の割合が低く、入院患者数も対応可能なレベル。
医療体制に十分な余裕がある。

以前使用していた警戒レベル1と同じような状態でしょうか。

信号システム<オレンジ>

市中感染が拡大し、医療体制の資源は新型コロナ対策に集中。
感染拡大を管理・抑制できる。

日常生活は継続でき、全国の移動も可能。
通勤・通学も可能で、商業施設、宗教施設、飲食店なども利用できます。

ただし感染拡大を抑えるために、一部の活動は制限されます。

ワクチン接種パスの提示を義務付けている商業施設は定員制限もなく通常営業できますが、ワクチン接種パスの提示を義務付けない商業施設では収容人数に制限があります。

マスクやフェイスガードの着用はほとんどの場所で義務付けられますが、ワクチン接種パスを提示すれば、基本的に通常の生活を送ることができるということですね。

信号システム<オレンジ>に関する詳細は→コチラ

信号システム<レッド>

感染リスクの高い人々を守る感染防止対策を実行する必要がある。

一部、日常の行動が制約されるが、友人や家族との集まり、買い物、医療機関の利用、通学、地域間の移動は可能。

ワクチン接種パスの提示が義務付けられている場所では、入場の際に正式なMy Vaccine Passを提示しなければなりません。
ただし、生活に必要なスーパーや公共交通機関、医療機関などではワクチン接種パスの提示は求められません。

当然マスクやフェイスガードの着用はほとんどの場所で義務付けられ、信号システム<オレンジ>よりも制約は増えますが、ワクチン接種パスを所持していれば、生活にそれほど支障をきたさないでしょう。

信号システム<レッド>に関する詳細は→コチラ

感染拡大を防止するために、自他を守る行動を心がけよう

今回は昨年12月より新たに設定された新型コロナウイルス感染防止対策である信号システムについて簡単に解説しました。

この信号システムは全レベルにおいて、ワクチン接種者を対象にする場合の企業、小売店、公共施設の営業が可能です。

これは象者を限定することで感染リスクを抑えようとするものですが、ワクチン接種済みだからと言って油断してはいけません。

マスクやフェイスガードの着用が義務付けられている場所ではそれを守り、手洗いうがいを頻繁にしたり、咳やくしゃみをするときには鼻や口を肘で抑えるなど、自分自身はもちろん、周囲の人たちを守るために、個人個人が感染防止に努める必要がありますね。

では、ここまで読んでいただきありがとうございました。

出典:Unite against COVID-19/Traffic Lights(日本語)


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