オークランドが段階的制限緩和のもと警戒レベル3(制限緩和ステップ1)になって1週間。
一向に減る気配のない新規感染者数。
今回は、段階的制限緩和措置が取られてからの、この一週間のオークランドの様子を紹介します。
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オークランド 警戒レベル4(完全ロックダウン)からレベル3へ
オークランドは2021年8月17日11:59pmから9月21日11:59pmまでの5週間、警戒レベル4の完全ロックダウンの状態でした。
医療関係やスーパー、ガソリンスタンドなどのエッセンシャルサービス以外は営業停止となり、多くの人が外出自粛生活を送ることに。
私自身も仕事は休みとなり、スーパーへ買い物に行く以外は家で引きこもる日々。
ロックダウン開始当時の記事は【コロナ】ニュージーランド、ロックダウンへ【速報】を参考にしてください。
ちなみに、ロックダウンで仕事がないと収入はどうなってたの?と思う人もいるかもしれません。
これに関しては、国が給料の8割を保証してくれていたので特に問題はありませんでした。
これは昨年のレベル4ロックダウンの時も同様。
オークランド ついに警戒レベル3へ
そして、9月20日のアーダーン首相の会見で、オークランドの警戒レベルが9月21日11:59pmから二週間、レベル3になることが発表されました。
飲食店はテイクアウェイ(持ち帰り)のみ営業可で、私も仕事を再開することに。
オークランド 警戒レベル3(ステップ1)へ
そしてオークランドの警戒レベルが3になってから2週間が経つ頃、新たな発表がありました。
それが、段階的な制限緩和です。
オークランドは10月5日以降も引き続きレベル3の状態が続くのですが、ステップ1からステップ3まで、制限を3段階に分けて緩和していくというもの。
よって、10月5日11:59pmからオークランドは制限緩和の条件付きで警戒レベルがレベル3となりました。
段階的制限緩和についての詳しい記事は【コロナ】オークランドは引き続きLevel 3(段階的制限緩和)、その他の一部の地域はLevel 3に引き上げ【ニュージーランド】を参考にしてください。
オークランド 警戒レベル3(制限緩和ステップ1)が始まって一週間の様子
本日10月12日、オークランドが警戒レベル3(制限緩和ステップ1)になって1週間が経ちました。
しかし、新規感染者数は減るどころか、極端に増える日もあるほどです。
もちろん毎日発表される新規感染者数が全てオークランドというわけではありませんが、このままで大丈夫なのかと心配になります。
過去一週間のニュージーランド国内のコロナ新規感染者数
ここでは、オークランドが警戒レベル3(制限緩和ステップ1)になってからのニュージーランド国内の過去一週間の新規感染者数を紹介していきます。
1日目 10月6日
39人(うちオークランドは30人)
2日目 10月7日
29人(うちオークランドは24人)
3日目 10月8日
44人(うちオークランドは41人)
4日目 10月9日
34人(うちオークランドは31人)
5日目 10月10日
60人(うちオークランドは56人)
6日目 10月11日
35人(うちオークランドは35人)
7日目 10月12日
43人(うちオークランドは40人)
日本と比べたら大したことないかもしれませんが、全人口が東京都の半分にも満たないニュージーランドにとっては大変なことなのです。
オークランドが制限緩和付き警戒レベル3になって以降、減らない新規感染者数
オークランドが制限緩和無しの状態で警戒レベル3だった9月21日~10月5日の間は、毎日発表される新規感染者の数は基本的に20人前後に落ち着いていました。
ですが制限緩和が発表された10月5日11:59pm以降、ニュージーランド国内の新規感染者数は平均して約40人と、一向に減る様子がありません。
また、これまで警戒レベル2だったのにレベル3になってしまった地域も増える始末。
10月21日時点でのニュージーランド国内のコロナ警戒レベル
10月12日現在、ニュージーランド国内の警戒レベルは以下の通りです。
Northland:10月14日11:59pmまで警戒レベル3(10月13日に見直し予定)
Auckland:制限緩和付き警戒レベル3(10月18日に見直し予定)
Waikato:いくつかの地域が10月14日11:59pmまで警戒レベル3(10月13日に見直し予定)
ニュージーランドの警戒レベルに関してはこちら→Alert Levels and updates
オークランドの制限緩和付き警戒レベル3は正解?
今回はオークランドが制限緩和付き警戒レベル3になってから1週間経ったニュージーランドの現状をお伝えしました。
同僚や友人たちとは、「オークランドの制限緩和意味ないんじゃない?感染者増えてるじゃん」という話をしていますが、経済を回さないと国がやっていけないのも事実。
それなのに、ニュージーランドで人口と感染者数が最も多いオークランドでこの状況は、コロナ感染縮小の役には全く立っていません。
制限が緩和されたらすぐ調子に乗って「わ~い♪」となるのがニュージーランド人。
まぁニュースを見る限り、日本も同じような感じだと思いますが。
ワクチン接種率が増えていけば多少は変わるかもしれませんけどね…
とにかく、どこの国も共通だとは思いますが、個人個人が意識することが大切です。
みなさんはワクチン接種しましたか?
私は2回目のワクチンの予約が11月なので、それまでは仕事以外では大人しくしてます。
では、ここまで読んでいただきありがとうございました。
参考: NZ Herald
Current Alert Level/Unite against COVID-19
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